家の中が寒い?*パッシブデザインの話01*
カテゴリー:パッシブデザイン
前回のブログに引き続き、パッシブデザインの話、2回目です。
早速ですがタイトルに納得される方もいらっしゃるかもしれません。
(私の実家も古い家なので、この感覚に納得した一人です。)
それは決して、寒いから良くない、暖かいから良いというわけではありません。
もしかするとその理由は、お住まいの断熱レベルにあるかもしれないのです。
それではグラフを見てみましょう
(統計データ、事業者アンケート等による 国土交通省推計(2012年)より)
このグラフの中では、H11年基準(次世代省エネ基準といわれています)が全体の5パーセントで、
感覚としては、『そこそこ暖かい』というレベルです。
それ以外は、『…寒い!』と感じるというのが本当のところです。
それに加えて、
夏暑い
風通しが悪い
暗い
光熱費が高い
など…
日々の小さなストレスが生活の中で溜まっていませんか。
しかし、つい最近までこのようなストレスをなくす家づくりの基準や正確な情報はありませんでした。
現在では、住宅に焦点を当てた断熱仕様の基準や、計画している住宅がどのような性能を持っているかを数値で示すことのできるテキストや書籍が増えてきました。
私たちは日々、勉強と試行錯誤を重ねて家づくりを進めています。