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パッシブデザインの準備4*パッシブデザインの話11*

カテゴリー:パッシブデザイン

前回のブログでは、敷地の日当たりについてお話をししましたが、
今回も引き続き、“日当たり”についてお話していきたいと思います。

対象敷地として検証している弊社の分譲地に、
仮に弊社モデルハウス“ヒュッゲ”をそのまま敷地に当てはめてみました。

(対象敷地は西側駐車場を想定していますので、実際プランするとなると、玄関の位置を西側に寄せたほうがいいですね。※土地高低差は今回の検証データでは割愛しております。)

検証日時を、夏至(6月21日)・冬至(12月21日)のそれぞれ午前10時と午後2時を取り上げてみたいと思います。

少し長くなりそうなので、今回は夏至だけを取り上げて、次回、冬至の様子をお話しようと思います。

内観の様子は、“ヒュッゲ”の中で一番大きな窓がとりついているLDKを例に挙げます。

では、まず夏至から行きましょう。

*夏至(6月21日) 午前10時*

★敷地★

★外観★

★内観★

*夏至(6月21日) 午後2時*
★敷地★

★外観★

★内観★

ヒュッゲは、LDKの一番大きな窓は熱取得型といわれる種類のサッシを採用しています。
(窓については、いつかお話しする機会があるかと思いますので、詳しくはその時に。。。)

いいところは、冬の暖かい日差しをうまく取り入れ、晴れた日の暖房効果を得ることができます。

ということは、真夏の暑い日差しも入ってくるでしょう。それはあまり心地よいものではないですね。
そのため、“ヒュッゲ”では庇に工夫をし真夏の暑い日差しがLDKの部屋の中に入ってこないようにしています。

一年の中で太陽高度が一番高いのは夏至の時期です。
“ヒュッゲ”では、まだまだ残暑が残るある時期を基準に庇の寸法を計算しています。

さて、2020年に初めての真夏を迎える“ヒュッゲ”ですが、果たして本当に計画通り“ある時期”の日差しは部屋の中に入ってこないのでしょうか。。。
私たちもとても楽しみにしています。

**温度計のつぶやき**
大変申し訳ございません。室内の温度計が現在メンテナンス中です。

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