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断熱性能と暖かさの関係*パッシブデザインの話13*

カテゴリー:パッシブデザイン

前回までのブログでは、実際にどのように検討していくかのほんの一部をご紹介してみました。
ある程度予想しながら窓の位置等考慮しプランを作成し、シュミレーションで確認と調整をしてプラン全体を確定させていきます。

さて、今回は断熱性能と暖かさ(室温)との関係についてです。

断熱レベルが異なった、朝6時~朝7時のリビングと脱衣室との温度差を比較した図です。

(出典:野池学校パッシブデザイン講義資料より)

比較対象として、古い家(無断熱の家)・省エネ基準レベル(6地域ではUA値0.87)・省エネ基準の1.5倍という3つの対象基準を設けました。あくまで一例としてご覧ください。
比較すると一目瞭然です。

以前のブログで、10℃を超えるとヒートショックのリスクが大きくなるというお話をしましたが、
無断熱の家だと、リビングと脱衣室との温度差は10℃を超えてしまいます。

省エネ基準程度になると、多少改善されますが、それでもまだ10℃程度なので油断はできません。

最後に、省エネ基準の1.5倍(UA値0.58程度)ですと、室温も15℃前後を保ち、なおかつリビングと脱衣室の温度差は7℃になるということです。

これらの結果から、最低限でも省エネ基準程度の断熱性能は確保し、可能な限りより良い断熱性能を目指すことが快適に過ごす秘訣となりそうです。

弊社がご提案する住宅は、UA値は0.4~0.5の値に当てはまるようにご提案しています。

一定の断熱レベルを確保することは、健康に心地よく生活できるようにすることには必要不可欠なのです。

**温度計のつぶやき**
2020/4/3~4/9の期間中
最低外気温:0.95℃⇒その時の室内温度石膏ボードの内側:15.20℃(2020/4/6AM6:00頃)
※通常計測している温度計はメンテナンス中ですが、その他に設置している温度計で一番室温に近そうなLDK南側の壁の石膏ボード内側のデータを採取しました。
★エアコンは、リビングのAC1台を前々日のAM8:00~PM4:00まで運転
※時々2階のエアコンも運転することもあります。

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