窓のお話 *パッシブデザインの話17*
カテゴリー:パッシブデザイン
前回は、断熱の材料の話をしました。
今回は、少し“窓”の話をしてみようと思います。
弊社で採用頻度の高い窓は主に2種類あります。
1つ目は、YkkapさんのAPW330のLow-e複層ガラス(遮熱・熱取得タイプ)・アルゴンガス入りです。これは、窓枠の内側・外側共に樹脂を採用した窓になります。
(YkkapさんAPW330HP⇒https://www.ykkap.co.jp/apw/apw330/detail/)
2つ目は、LIXILさんのサーモスLのLow-e複層ガラス(遮熱・熱取得タイプ)・アルゴンガス入りです。こちらは、窓枠の内側(室内側)は樹脂、外側(外気側)はアルミの素材を使用した窓になります。
(リクシルさんサーモスLHP⇒https://www.lixil.co.jp/lineup/window/samos_h_l/concept/)
もちろんどちらのメーカーさんも、樹脂窓・アルミと樹脂の複合窓・アルミのみの窓等、ラインナップをたくさん持ってらっしゃいます。
その中でも、弊社は上に挙げた2種類をよく採用しています。
さて、なぜ窓の性能が大切なのかでしょうか。
簡単にいうと、
断熱材が入っている外壁面は、しっかりとした断熱性能が保たれますが、窓がついているところは、要は外壁に断熱材の無い部分があるということなので、
そこはしっかりと断熱性能をフォローしないといけないですね。
つまり、窓自体で断熱性能を可能な限り保持したいという気持ちがあります。
窓の断熱性能を上げると、外気からの影響が少なく、夏は暑さを防ぎ、冬は外気の寒さを室内に伝えにくいということになります。
そうすると、冬場によく起こる窓際の結露が起こりにくくなるので、以前のブログで取り上げた健康被害も軽減されると考えます。
さて、実際の窓際の温度はどうなっているのでしょうか。
弊社モデルハウス“ヒュッゲ”では、APW330をメインにいくつかの窓を採用しています。
次回は、各場所ごとの窓の温度を測ってみたいと思います!!
**温度計のつぶやき**
2020/5/1~
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