ZEHとは *パッシブデザインの話05*
カテゴリー:パッシブデザイン
5回目までは、具体的に暑さ・寒さを家の中で感じる原因や、それらが健康に及ぼす影響などを具体的にお話してきました。
6回目は、少し話題を変えて国が推進しているZEH(ゼッチ)の話をしていきたいと思います。
そもそもZEHについて、経済産業省のHPを引用すると、
ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」
と定義されています。
上記を図示すると、
経済産業省HPより参照
(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html)
このようになります。
簡単に言えば、マイホームのエネルギーは、自分たちで賄ってトータルでゼロにしましょうということです。
国は、ZEH事業に対する補助金等を割り当てるなど、ZEHの普及に本腰を入れています。
2020年までには、大手ビルダー等を筆頭に半数の新築住宅をZEH基準へ、そして、2030年には、全新築住宅をZEH仕様にすることを目標と定めています。
それだけ、個々のエネルギーを極力抑える必要があるんだなと認識しています。
弊社では、お客様にご提案する新築住宅の標準仕様に、太陽光パネルを搭載するとZEH仕様に適合できるようなご提案をさせていただいています。
(この太陽光パネルを載せるか載せない…ということも、少し悩みどころではあります)
**温度計のつぶやき**
2020/2/7~2/13の期間中
最低外気温:-0.43℃⇒その時の室内温度:16.87℃(2020/2/10AM6:30頃)
★エアコンは、リビングのAC1台を前日のAM8:00~PM4:00まで運転
※時々2階のエアコンも運転することもあります。